味噌造り体験
味噌製造
味噌製造は、大豆、米や麦、塩などの原料を使い、麹を生成し、発酵・熟成させて味噌を製造する工程のことです。味噌の種類によって、使用する麹や熟成期間などが異なり、それぞれの味噌に特有の風味や特徴が生まれます。 信州味噌は米麹と大豆でつくる代表的な「米味噌」で、淡色で辛口を特徴とします。日本全体で生産・消費されている味噌のおよそ5割を「信州味噌」が占めています。
味噌造り体験
手づくり味噌の工程は、
1.大豆の準備:大豆を洗って一晩水に浸し、柔らかくなるまで煮るか蒸します。
2.混合:煮た大豆を潰し、麹と塩を混ぜ合わせます。
3.仕込み:混ぜた材料を容器に詰め、空気を抜いて密閉します。
4.発酵・熟成:数ヶ月から1年以上、温度や湿度を管理しながら発酵させます。時間が経つほど味に深みが出ます。
※一般的には約10カ月~1年熟成(発酵)させて完成しますが、環境によっては5カ月ほどで完成する場合もあります。
発酵に欠かせない麹は、機械に頼らず人の手で丁寧に育てる、伝統的な製法が今も受け継がれています。この工程には繊細で熟練した技術が求められ、味噌や日本酒、醤油などの発酵食品の品質を大きく左右します。
味噌製造の信州ものづくりマイスター
味噌造り体験



