飯山仏壇に関わる様々な作業を体験する
飯山仏壇
飯山仏壇は、飯山市周辺で作られている仏壇仏具です。飯山市は、昔から仏教信仰の厚い土地柄として知られるとともに、漆塗りに適した澄んだ空気と適度な湿気に恵まれた地域です。そうした土壌が、今日まで続く飯山仏壇の伝統を支えています。1975年には、国の伝統工芸品にも指定されました。
側(かわ)、宮殿、彫刻、蒔絵、金具といった分業で作成を行っているのが、飯山仏壇の特徴です。各々の職人が、密に協力しながら仏壇の制作を行っています。独特の「肘木組物(ひじきくみもの)」という技法や 金の箔押し、美しい蒔絵など、 全てにわたって丹精を込めて制作されています。
飯山仏壇に関わる様々な作業を体験する
数多くのパーツが精妙に組み合わさって出来上がる飯山仏壇。この講座では、飯山仏壇を制作するのに必要な彫金や蒔絵、彫刻の制作体験を味わうことができます。
例えば、彫金の講座では、飯山仏壇の金具制作に使用する技法を使って、タガネを用いて銅板に模様や絵柄を彫りつけ、角皿や表札等を制作します。また、蒔絵の講座では、角皿や手鏡などに漆で絵を描き、金粉や銀粉を施していきます。
講座への参加を通して、奥深き飯山仏壇の世界に触れてみてはいかがでしょうか。
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